昨日、長崎に行った。
あまり時間がなかったので、駅から近い「日本二十六聖人殉教地」を見学した。
確か30年以上も前のこと、NHKの番組でこのブロンズ像をつくった彫刻家、船越保武さんのインタビューを見た。26人全員のことを綿密に調べて、この制作に臨んだという内容だった。
そのシーンを、私は今でもはっきりと覚えている。
当時の私がいくつだったかは定かでないが、「芸術はすごい」と感動した。
だが、昨日改めてこのレリーフの中に子供の姿を見つけると、作品の素晴らしさはそっちのけで、宗教は恐ろしいという念ばかりが膨れ上がった。
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