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アムステルダム上空を横切る黒い雲
最近、早朝と夕方になるとけたたましく頭上を横切る黒い雲。
ホシムクドリの大群だ。
年中みかける鳥だけれど、渡り鳥らしい。
餌を食べに来るのか、渡りの準備をしているのか、とにかく1日に2回巨大な生物のように、アムステルダムの上空を駆け抜ける。
デンマークでは、「黒い太陽」とも言われるホシムクドリの大群。
時に素早く、時にゆらゆら浮遊するように方向転換しながら空を動き回る様子は幻想的。
だが、しかし・・・・
彼らが飛び去った後は、そこら中がフンだらけになるし、中庭を囲む集合住宅の最上階の我が家では、定期的に鳥の死骸がベランダにバタリと音を立てて落ちてくる。
けっこう、困っている。
おまけに、ベランダにおいてあるバラの大鉢では、いつの間にか鳩が2つのタマゴを抱卵。このタマゴだけはOKとするが、今後はなんらかの対策をしなければ・・・と思う。
最近のアムステルダムでは、鳥害が深刻化しつつある。

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